佐野史郎、『相棒』18年ぶりに登場 疑惑の被害者遺族役 薫に絶体絶命の危機

俳優の佐野史郎が12日放送のテレビ朝日系連続ドラマ『相棒 season23』(水曜午後9時)の第15話にゲスト出演することが発表された。約18年ぶりの『相棒』シリーズ出演となる。 今回、佐野が演じるのは、疑惑の被害者遺族・奥田剛。物語は、とある山奥にたたずむ山荘に迷い込んだ杉下右京(水谷豊)が、奥田とチェスをさす場面からスタート。実は、山荘で孤独に暮らす奥田には、15年前の年末の夜、妻と娘が自宅で何者かに刺殺されたという痛ましい過去が。事件の夜、たまたま外出していた奥田はひとりだけ難を逃れたが、アリバイがなかったことから、遺族であるにもかかわらず、当初は警察の取り調べを受けた。その後、犯人の遺留品とDNAが一致しなかったこともあり、当時の捜査本部は奥田を容疑者から除外したが、いまだ容疑者逮捕には至っていなかった。 道に迷ったといいながら山荘を訪れた右京だが、どうやら目的は奥田に会うことだったようで、奥田とチェスで対戦しながら取り調べを進め、じりじりと彼の矛盾点を突いて15年前の事件の深部に踏み込もうとする。 しかし、長年ひとりで山荘に引きこもり、チェスボードと向き合ってきたという奥田は、右京がどんな手で迫ろうとも揺らぐことがないばかりか、取り調べでも巧みに右京を手玉に取っていく。右京からひそかに要請を受けた薫(寺脇康文)が“裏”を取るため現場に赴いて捜査を進めると、そこには奥田の罠がはりめぐらされており、薫の身にさまざまな危険が……!? 15年前、妻子を殺害したのは奥田なのか、それとも……!? やがてゲームが佳境にさしかかったとき、思いもよらぬ真実が浮かび上がることに。はたして右京はチェスでも捜査でも、奥田が築いた“難攻不落の城壁”を崩すことができるのか。

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