11日午後、北海道深川市の警察署で男性警察官の体を押すなどの暴行を加え、職務の執行を妨害したとして、自称57歳の男が逮捕されました。 公務執行妨害の疑いで逮捕されたのは、住所や職業、年齢など自称の旭川市東光3条1丁目に住む57歳の運転手の男です。 男は11日午後4時すぎ、深川警察署の1階通路で22歳の男性警察官の体を両手で押すなどの暴行を加え、男性警察官の職務の執行を妨害した疑いがもたれています。 男性警察官にけがはありません。 警察によりますと、男はこの日、深川警察署に車両に関する手続きをしようと1人で訪れていましたが、次回の手続きの日付を決める際に、自身の都合と窓口の対応時間帯が合わないことに腹を立て、窓口の職員ともめていました。 その様子を見た男性警察官が、仲裁に入ろうとしたところ、男が暴行を加えたため、男はその場で逮捕されました。 取り調べに対し、自称57歳の運転手の男は「体がぶつかった事実はありますが、暴力をふるおうとした行為ではありません」などと話し、容疑を否認しています。 警察は、事件の経緯を詳しく調べています。