EXIT兼近大樹は脱パリピ→“更生”イメージで評価アップ…満島真之介との「メシドラ」好調も追い風に

お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹(33=写真)の“評価”が上がっているらしい。土曜昼の11時55分から放送している日本テレビ系バラエティー「メシドラ〜兼近&真之介のグルメドライブ〜」の話である。俳優の満島真之介(35)とコンビを組み、毎回ゲストを迎え、台本や仕込みなしで、おいしいものを食べるためにひたすらドライブをするという番組だ。 「兼近さんと満島さん。放送開始前は『キャラがかぶり気味ではないか』と思ったりしましたが、実はまったくそうじゃなかった。とことん“陽キャ”の満島さんに対して、静かめの兼近さん。真反対な2人の相性が抜群で、番組のファンが急増しています。ゲストを含めて大の大人がキャッキャと楽しそうにはしゃぐ姿が見られるのがいい。毎回、満島さんの天性の人たらしぶりには感心しきり。営業マンになっても有能そうです」とテレビ誌ライターは笑う。 2023年10月の放送スタートから約1年4カ月。最近は番組放送中の土曜午後に《メシドラ》がSNSの話題ワード入りすることもよくある。1年ほど前からお笑いライブを見に行くことにハマり出したというライターの源祥子氏も、「『メシドラ』つい見ちゃうんですよね」と、こう続ける。 「これまでバラエティーやお笑いの番組などはあまり見てこなかったので、兼近さんと言えば明るいパリピ系な人だとばかり……それが『メシドラ』を見て、普段は控えめで繊細なところもある人なんだとイメージが一変しました。兼近さんが『劇場では、客層によって演じるネタを変え、反応を見ていろいろ研究している』というようなことを『メシドラ』の中で話されていて、ガ然《生で見てみたい》と思いました」 で、実際、源氏はEXITを見に劇場に足を運んだそうだ。 「大きな劇場で比較的大人な年代が多かったためか、その日のEXITはノリだけで押すような漫才ではなく、構成がしっかりしたコントでした。まったく興味がなかった人間を劇場まで足を運ばせるぐらいに、『メシドラ』での兼近さんには不思議な吸引力がある。はしゃぐ時ははしゃぐけど、どこか影を感じることもあったりで、もっといろんな顔を見てみたいなと思わせるんです」と源氏。 リアルタイム視聴だけではなく、見逃し配信や録画してまで楽しんでいるファンも多いようだ。《メシドラ、好きだな》なんて好意的な書き込みも多い。 「老若男女問わず、土曜の午後にのんびり、ほんわかした気持ちで視聴できる。兼近さんと満島さんだと、もっとトガった内容になるかと思いきや、家族そろって視聴できる安心感がある番組です。これはひょっとすると長寿番組になるかも……」(前出のテレビ誌ライター) 一方で、ある在京キー局関係者からはこんな声も。 ■強運の持ち主かも? 「松本人志さん、中居正広さん、そしてフジテレビ問題と、今やどの局も《過去に問題ない?》と、さらにタレントにクリーンさを求めるようになった。兼近さんも過去の逮捕歴が明るみになって、いろいろありましたけど、脱パリピ系の今では《しっかり更生した人》というイメージに。ただ、それがもし、もっと遅くに、今のタイミングで発覚していたら“アウト”になっていたかも。むしろ早めで良かった。そういう意味では兼近さんは強運の持ち主かもしれません。とにかく『メシドラ』が長く続くために、兼近さん、満島さんにはノースキャンダルを貫いてほしいところです」 土曜の昼にすっかり定着した「メシドラ」。ファンのためにも長寿番組になることを願いたい。 ◇ ◇ ◇ 確かにEXIT、よく乗り越えたというぐらい、いろいろありました。「何だっけ?」というアナタは■関連記事もぜひ!

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