赤ちゃんを出産後に殺害したとして逮捕されたインドネシア国籍の19歳の女について、鹿児島地検は14日、殺人の罪で起訴しました。 殺人の罪で起訴されたのはインドネシア国籍で19歳の介護職員の女です。起訴状などによりますと、女は去年12月20日、鹿児島市内の勤務先のグループホームの2階のトイレで、女の赤ちゃんを出産した後、窓から落として殺害したとされています。 これまで警察の取り調べに対し、女は「赤ちゃんを産み落としたことは間違いないが、そのあと記憶がない」と供述し、容疑を否認していました。 女は事件当時19歳で、刑法上の少年事件のため、鹿児島地検が鹿児島家庭裁判所に送致していました。家庭裁判所は今月6日、「赤ちゃんを殺害した重大性などを考慮すると、刑事処分以外の措置が相当と認められない」として女を地検に逆送致していました。 今後、成人と同様に裁判が開かれる見通しです。