15年前の発砲事件の時効が迫る中、暴力団トップら8人を逮捕です。 組織犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、指定暴力団「太州会」会長の日高博容疑者(76)や傘下組織の組長ら合わせて8人です。 日高容疑者らは共謀して2010年3月、福岡・嘉麻市の建設会社に銃弾3発を撃ち込み、玄関の扉を破損させた疑いが持たれています。 当時、事務所の中に人はおらず、けが人はいませんでした。 現場の防犯カメラには不審な車が会社の駐車場に現れ、車付近から発砲するような様子が映っていて、その後の捜査で日高容疑者らが関与した疑いが強まったため、逮捕に至ったということです。 3月25日午前0時に迎える時効15年の直前での逮捕となりました。 警察は8人の認否を明らかにしていませんが、建設会社側と何らかのトラブルを抱えていたとみて、全容の解明を進めています。