「みちのく記念病院」の当時の院長らが殺人事件を隠ぺいしたとして逮捕された事件で、警察は当時の経緯などを調べるため、看護師を含む複数の関係者への事情聴取を進めていることが分かりました。 2023年、みちのく記念病院で殺人事件が起きた当時の院長、石山隆容疑者と医師の石山哲容疑者は、殺害された男性患者の遺族に死因を「肺炎」と記載した死亡診断書を渡すなどして、事件を隠ぺいしようとした疑いが持たれています。 2023年の殺人事件では、けがをした男性患者を発見した後、看護師が石山哲容疑者に連絡したことなどが分かっています。 警察は看護師など関係者からも事情聴取し、当時の経緯や状況などについて調べを進めることにしています。 この事件を受けて県と八戸市は、19日に立ち入り検査を行い、病院の実態を調べています。