佐賀・多久市“談合”多久市職員 入札情報にアクセス権限

佐賀県多久市の照明工事入札をめぐる官製談合事件で、逮捕された職員が、入札に関する機密情報に直接触れる職務上の権限を与えられていたことがわかりました。 多久市総合政策課課長の梶原聖司容疑者(58)は、3年前に市が発注したテニスコート照明工事の指名競争入札で、参加した業者に秘密情報の他の業者名をもらした官製談合防止法違反容疑で逮捕・送検されました。 市は、19日開いた会見で、業務上の目的から梶原容疑者に、入札情報に関する共有データへアクセスできる権限を与えていたことを明らかにしました。 横尾俊彦市長は、「不正を働く前提で制度設計をしていなかった。再発防止に早く厳正に取り組む」と述べ、謝罪しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加