高松市の高松刑務所に勤務する刑務官の男が1月に18歳未満と知りながら10代の少女2人を深夜に市内のホテルに連れ込んだなどとして逮捕されました。 強要未遂と香川県青少年保護育成条例違反の疑いで逮捕されたのは、高松刑務所の刑務官で高松市木太町に住む、小野史弥容疑者(23)です。 警察によりますと、小野容疑者は、SNSで知り合った県内に住む10代の少女2人を18歳未満と知りながら1月29日午前3時ごろから3時45分ごろまでの深夜に市内のホテルに連れ込んだ疑いです。 また、小野容疑者は、犯行の前の日に少女1人に対して、SNSで「ホテルで会えんの」などと性的な行為を要求していましたが、もう1人の少女の知人の通報によって警察官がホテルに駆け付けたため、その目的を遂げなかった強要未遂の疑いも持たれています。 取り調べに対し小野容疑者は、強要未遂容疑については否認し、条例違反容疑については「1人は18歳以上の成人だと思っていた」などと一部否認しているということです。