下関市の空き家放火事件 山口地検下関支部は逮捕の夫婦のうち夫を起訴し妻は不起訴処分

2024年8月、下関市の空き家に火をつけ全焼させるなどしたとして福岡県の無職の夫婦が逮捕されていた事件で、山口地検下関支部は25日、夫(45)を起訴した一方で、妻(53)については不起訴処分としました。 非現住建造物等放火などの罪で起訴されたのは、福岡県北九州市の無職の45歳の男です。 起訴状などによりますと、男は2024年8月5日の午後10時ごろ、下関市吉見上の木造瓦葺2階建ての空き家に何らかの方法で火をつけ、空き家と隣接する納屋を全焼させたとされています。 また、事件当日に北九州市内の店舗駐車場から下関市内までを往復する際、タクシーの無賃乗車をしたとして詐欺の罪でも起訴されました。 警察はこれまで、夫と共謀して犯行に及んだとして53歳の妻も同様に逮捕・送検していましたが、山口地検下関支部は妻については不起訴処分としています。 山口地検下関支部は、夫の認否や妻の不起訴の理由を明らかにしていませんが、これまでの警察の調べによると、夫婦と全焼した空き家の管理人には面識があったということです。

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