おととし福岡県那珂川市の宿泊施設で、客室内のトイレに火をつけたとして逮捕された無職の女性(50)について、福岡地検は起訴しないことを決めました。 女性はおととし11月、那珂川市内の宿泊施設で客室内のトイレに火をつけ、トイレ内の床やタオルなどを燃やしたとして、現住建造物等放火の疑いで逮捕されていました。 女性は警察の取り調べに対し、「放火しようとは考えていません。トイレで煙草を吸っていたところ、煙草が下に落ちて火がつきました」と容疑を否認していました。 この女性について福岡地検は14日付けで起訴しないことを決めました。 不起訴の理由について福岡地検は「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。