青森県内に住む80代の女性に、株を購入するための名義を貸して欲しいと嘘の電話があり、合わせて6000万円をだまし取られる詐欺被害があったことが分かりました。 警察によりますと2024年12月、県内に住む80代の女性の自宅に男から電話があり、「株を2000万円で購入したいが青森の人しか購入できないため、名義を貸してほしい」と誘われたということです。 さらに、女性には別の日、違う男から電話があり、「以前、電話した男が逮捕された。名義を貸したあなたも逮捕されるかもしれないが、逮捕されないためには金を送ってもらう必要がある」と告げられました。 女性は2月5日までに、5回にわたって東京都内の住所宛に合わせて6000万円を送金しました。 女性は相手と連絡がつかなくなったことから詐欺の被害に気付き、警察に被害届を出したということです。