立ち技格闘技イベント「K―1」の宮田充プロデューサー(56)が、反旗を翻した元K―1スーパーフェザー級王者のレオナ・ペタス(32)への報復を計画している。 レオナは2月9日の国立代々木競技場第二体育館大会でリングをジャックすると「K―1反乱軍(仮)」の立ち上げを宣言。最初の目的として〝宮田降ろし〟を宣言した。27日には会見の後半を乗っ取ると「K―1 BEYOND」(5月31日、横浜BUNTAI)で開催予定の60キロ級のトーナメントに松山勇汰とともに出場すると勝手に発表。さらに反乱軍の新メンバーとして大麻取締法違反の疑いで昨年10月に逮捕され執行猶予中の木村〝フィリップ〟ミノル(31)を登壇させるなど好き放題だった。 会見後、宮田氏は「会見があるのを聞きつけて『自分にも話をさせろ』っていうから30分あげたらこんなことになった」と怒り心頭。反乱軍が目標として宮田氏のプロデューサー解任を掲げていることに「僕にも家族がいる。あのバカ(レオナ)に職を奪われる覚えはないです」と憤慨した。 その上で報復として「あのバカに興行をやらせようかと思います」と腹案を語る。レオナが「僕がプロデューサーをやってもいい」などと発言したことに腹を立てているようで「『マッチメークをやってよ』って言えば、あのバカなら喜んで『やってやるよ』って乗ってくるでしょ。それでどれだけマッチメークが大変か思い知ればいいんです」と憎々しげに話す。さらに「それで『もし満員にならなければ○○しろ』っていうふうにしてもいいでしょ」と悪だくみを口にした。 始まったばかりの宮田氏と反乱軍の争いは、泥沼となりそうだ…。