ミャンマーの犯罪拠点に日本の男子高校生を連れ去ったとされる男が準暴力団「チャイニーズドラゴン」のメンバーとみられることがわかりました。 2月、タイ当局に拘束された藤沼登夢容疑者(29)は、オンラインゲームを通じて誘い出した宮城県に住む男子高校生(17)をミャンマーの犯罪拠点に連れ去り特殊詐欺へ加担するよう強要したとみられています。 藤沼容疑者は日本の警察から複数の容疑で逮捕状が出されていますが、捜査関係者によりますと準暴力団に指定されている「チャイニーズドラゴン」のメンバーとみられることが分かりました。 ミャンマーの詐欺拠点では「チャイニーズドラゴン」の関連グループが犯罪に関与しているとみられていて、警察は今後、藤沼容疑者を日本へ強制送還して実態解明を進める方針です。