女児遺体をコンクリ詰めか 男が遺棄や暴行への関与認める「しつけで叩いたら翌朝に冷たくなっていた」大阪・八尾市

女の子とみられる遺体がコンクリート詰めにされて見つかった事件。逮捕された男は「しつけで叩いたら翌朝冷たくなっていた」と話しています。 瀧本怜佳 記者 「午前8時半です。死体遺棄の疑いで逮捕された飯森憲幸容疑者の身柄が検察庁に送られます」 死体遺棄の疑いで逮捕され、2日送検された無職の飯森憲幸容疑者(41)。事件が発覚したのは2月25日でした。 住宅の管理人 「コンクリート詰めの衣装ケースがあるが、元住人と連絡が取れない」 管理人の通報を受け、警察官が駆けつけると、部屋の押し入れの中に金属製の衣装ケースを発見。縦45センチ、横88センチ、高さ35センチのケースにコンクリートが詰められていました。 X線で画像診断すると、中に身長1メートルくらいの遺体が白骨化した状態で丸まっているのが見つかったということです。 近くに住む人 「80歳ぐらいのおじいちゃんが1人で引っ越して来て、そこに住みはってんけど。息子さんか娘さんか、ご夫婦が荷物入れていて…」 警察が、住人だった80代の男性の息子である飯森容疑者に話を聞くと… 飯森憲幸 容疑者 「昨年11月初めくらいに、コンクリートで固めた遺体を発見場所に運んだ。遺体は十数年前に面倒を見ていた7歳くらいの姉の娘で、当時、言うことを聞かなかったので、しつけで叩いて、朝起きたら冷たくなっていた」 死体遺棄や暴行についても関与を認めたということです。 また、捜査関係者によりますと、飯森容疑者の内縁の妻も警察の任意の調べに応じていて、衣装ケースの存在は知っていたものの、中身については知らされていなかったとみられています。 飯森容疑者は「父親の提案で一緒にコンクリート詰めにした」とも話していて、警察は父親からも事情を聴くとともに、女の子の母親である飯森容疑者の姉の行方も捜しています。

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