高齢女性のカード盗み、現金240万円引き出す 容疑で再逮捕の18歳男、捜査員装い訪問「私の確認番号は246」

特殊詐欺の「受け子」「出し子」役を担ったとして、兵庫県警特殊詐欺特別捜査隊と川西署は3日、窃盗の疑いで、播磨町の会社員の男(18)を再逮捕した。 再逮捕容疑は、何者かと共謀して1月6日、川西市の女性(83)に同署刑事課の捜査員をかたって「キャッシュカードが不正に使われている。警察官を向かわせるので確認させて」などと電話をかけた上で、女性宅を訪ねてキャッシュカード5枚を盗み、女性の口座から現金計240万円を引き出した疑い。調べに対し「指示役からの指示に従い、実行したことに間違いない」と容疑を認めている。 同署によると、男は女性からキャッシュカード入りの封筒を受け取った後、印鑑を取りに行くよう女性に頼み、その隙に別の封筒とすり替えたという。男は「警察手帳はなくしたが、私の確認番号は246」などと嘘をついていた。同様の事件で2月に明石、有馬署に逮捕されており、今回で3度目。

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