大分市の幹部職員らが先月逮捕された官製談合事件をめぐり、業者の男への予定価格の漏えいに関わった疑いで、警察が別の幹部職員2人を近く書類送検する方針を固めたことがわかりました。 この事件では2022年7月に行われたごみ収集運搬業務を巡る指名競争入札で予定価格を漏らし、近い価格で落札させたとして大分市の元環境部長(61)ら職員3人とワールド建設の元監査役の男(68)が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されています。 この事件をめぐり、新たに福祉保健部の幹部職員2人が当時、業者の男への予定価格の漏えいに関わった疑いが固まったとして、警察が近く2人を官製談合防止法違反などの疑いで書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。