約4500メートル 8トンの電力用ケーブル窃盗 カンボジア国籍の男を逮捕 動機は売却目的か(山形)

去年4月、山形県米沢市の太陽光発電施設から電力用ケーブルおよそ4500メートルを盗んだとして、カンボジア国籍の男が逮捕されました。 動機は売却目的だったとみられています。 逮捕されたのはカンボジア国籍で無職の男(28)です。 警察によりますと男は去年4月11日の午後5時ごろから12日の午前9時ごろまでの間に、米沢市の太陽光発電施設で、電力用ケーブルおよそ4500メートルを盗んだ疑いがもたれています。 ケーブルの重量はおよそ8トン、時価およそ1900万円相当に上ります。 調べに対し男は容疑を認めていて、動機は売却目的だったとみられています。 犯行は夜の間に行われ、切り取ったケーブルは大型トラックを複数台使って運んだとみられています。 警察では犯行に使ったとみられる工具を押収していて、共犯者がいるとみて、調べを進めています。 男は2020年に技能実習生として入国しましたが、去年7月、建造物損壊の疑いで逮捕され、その後、不法に滞在している状態となっていました。 その後、建造物侵入や窃盗の疑いでさらに逮捕され、今回で少なくとも4回目の逮捕になるということです。 盗まれた電力用ケーブルはまだ見つかっておらず、警察ではケーブルの売却先や余罪についても調べを進めています。

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