拾った身分証使ってコンビニでバイトか、商品も盗んだ疑い 男を逮捕

拾った保険証を使って他人になりすましてコンビニで働き、商品を盗んだとして、警視庁は6日、住居・職業不詳の男(26)を有印私文書偽造・同行使と窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「ギャンブルや生活費に使う金が欲しかった」などと供述しているという。 男は「スキマバイト」のアプリでコンビニに勤務希望を伝えていた。店側は、保険証だけで本人確認をしていたという。 竹の塚署によると、男は昨年11月16日、東京都足立区のコンビニで、他人の保険証とともに虚偽の内容を記載した「労働条件通知書」を経営者に提出。直後にアルバイトとして勤務し、商品の切手や収入印紙計225点(販売価格計約2万5千円)を盗んだ疑いがある。この日、約5時間だけ働き、その後逃走したという。切手や収入印紙については「金券ショップで売った」などと説明しているという。 保険証は都内の20代男性のものだった。同署は、男の供述などから、同月上旬に同区の路上で拾った財布から抜き取ったとみている。(三井新)

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