【山形】外国人による電力用ケーブル窃盗事件起訴・送検

2024年4月、米沢市の太陽光発電施設から時価1900万円相当の電力用ケーブルを盗んだ疑いで逮捕されたカンボジア国籍の男の身柄が山形地検・米沢支部に送られました。 送検されたのは、カンボジア国籍で住居不詳・無職のソム・ボット容疑者(28)です。ソム容疑者は去年4月11日の午後5時ごろから翌日午前9時ごろまでの間に、米沢市李山の情野建設工業が管理する太陽光発電施設に侵入。何者かと共謀し、電力用ケーブルおよそ4500メートル、時価およそ1900万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 ソム容疑者は容疑を認めています。 こちらはソム容疑者が米沢市内に乗り捨てたと見られる車の中にあったものです。ケーブル用のカッターで切断し、結束バンドで束ねていたとみられています。 米沢市で盗まれたケーブルはおよそ8トン。警察は複数の共犯者と共に複数の大型トラックを使って運び出したとみて調べを進めています。 一方、遊佐町の太陽光発電所から電力用ケーブルを盗んだ罪でスリランカ国籍の男2人が起訴されました。 窃盗の罪で起訴されたのは、いずれもスリランカ国籍で茨城県・下妻市に住み会社役員を務めている30代の男2人です。2人は去年8月10日から11日までの間に、複数の人物と共謀し遊佐町の太陽光発電所に侵入。電力用ケーブルおよそ1300メートル、時価543万円相当を盗んだ罪に問われています。 警察によりますと2人は容疑を認めていて、いずれかが建設関係の仕事で庄内地方にいたことがあり土地勘があったということです。

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