水道工事巡る贈収賄事件で職員2人が懲戒免職処分 便宜見返りに洗濯機 三重・津市

三重県津市の水道工事を巡る贈収賄事件などで逮捕・起訴された職員2人について、津市は7日付けで懲戒免職処分にしたと発表しました。 この事件は津市上下水道事業局に勤務していた中村一男被告(56)と松岡泰成被告(51)の2人が、水道工事の委託先選定で、市内の工事会社へ有利になるよう便宜を図り、見返りに洗濯機などの物品を受け取ったとして逮捕され、5日に収賄の罪で起訴されました。 2人は津市から工事代金をだまし取った詐欺の罪でも起訴されています。 津市は7日に会見を開き、2人を懲戒免職処分にしたと発表しました。津市の聞き取りに対し2人は、「反省している。職場に迷惑をかけた」などと話し、収賄と詐欺について犯行を認めているということです。 なお、津市は2人を管理監督する立場にあった上司など関係職員についても聞き取りを行い、処分を決定するとしています。

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