売春場所提供容疑で男逮捕 「男性がよく部屋を訪ねてくる」同じ部屋番号の住民通報で発覚

大阪府羽曳野市のマンションの一室を売春の場として提供したとして、大阪府警は10日、売春防止法違反(場所提供)などの疑いで、千葉県市川市の職業不詳の伊藤陽介容疑者(41)を逮捕したと発表した。 府警によると、売春に従事していたのは主に中国人やタイ人の女性。伊藤容疑者も運営に関与していたとみられる。売り上げの一部が最終的に中国本土に送られていた可能性があり、府警は中国人による売春組織が関与している疑いがあるとみて実態解明を進める。 逮捕容疑は、2月下旬、羽曳野市内のマンションの一室を女性が売春する場所として提供したとしている。 府警によると、昨年10月ごろ、このマンションの別の棟の同じ部屋番号の住民から「男性がよくまちがえて訪ねてくる」と相談を受け捜査を開始した。 府警は、このマンションで性的サービスに従事していたとみられるタイ国籍の女(27)についても風営法違反(禁止区域営業)容疑で逮捕した。 組織は出会い系サイトなどで客を募集しており、国内でこうした拠点を約400カ所運営していたとみて調べている。

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