収監直前の決死のインタビュー!贈賄で逮捕された秋元司氏が激白80分「それでも俺はやってない」

「もう5年間も戦っているが、その当時に本当にお金をもらっていたのなら『もらいました、ごめんなさい』とやっているよ。そうすれば執行猶予がついて終わっている事件なんだ。それなのに、俺は何千万円も弁護士費用をかけて長い戦いをしている。俺は政治家に固執しないから、別の人生を生きた方がずっと楽なんだ。 でも、これは許せない。もらってないことをもらったと言われて罪になる。これが許せないから戦うっていうだけの話なんだ」 こう語るのは元衆議院議員の秋元司氏だ。秋元氏はIR(カジノを含む統合型リゾート施設)事業をめぐる収賄などの罪で、まだ現職国会議員だった2019年12月に東京地検特捜部に逮捕された。 2017年9月〜2018年2月にかけて、日本でのIR事業への参入を目指す中国企業の「500ドットコム」社などから758万円の賄賂を受け取ったこと、さらに保釈中の2020年6〜7月に知人を介して贈賄側に証言を変えるよう求めたことが罪に問われた。 秋元氏は一貫して無罪を主張していたが、東京地裁は2021年9月7日に懲役4年、追徴金約758万円の実刑判決を下した。その後、二審でも判決は変わらず、昨年12月17日には最高裁が上告を棄却した。異議申し立ても今年の1月14日に棄却され、判決が確定。3月12日、東京高検に出頭して収監された。 その直前、収監を控える秋元氏にインタビューを行った。地元・江東区東陽町の事務所で取材に応じた秋元氏は司法への怒りをあらわにした。 「事件をちゃんと見ればどうみても無罪だ。お金の流れ、人間の行動には必ず足跡が残るんですよ。どうみても俺に渡ったという足跡がない」

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