「100匹ぐらい虐待した。反応を見たかった」ウサギ3匹に足の骨を手で折るなどの暴行か 男(25)を追送検し捜査終結 広島・大久野島

「ウサギの島」として知られる広島県竹原市の大久野島で、ウサギを蹴るなどの暴行を加えたとして男が逮捕・起訴された事件で、警察は、男をウサギの足の骨を手で折るなどしたとして追送検し、捜査を終えたと発表しました。 動物愛護法違反の疑いで追送検されたのは、住所不定・無職の堀田陸被告(25)です。 警察によりますと、堀田被告は1月9日、竹原市の大久野島で、ウサギの足の骨を手で折ったり、足で踏みつけたり、首を絞めたりするなどして、あわせて3匹のウサギに暴行を加えた疑いがもたれています。 堀田被告は容疑を認めたうえで、「100匹ぐらい虐待した。虐待をしたときの反応を見たかった」などと話しているということです。環境省によりますと、大久野島では不自然なウサギの死体が99匹確認されています。 警察は、堀田被告のスマートフォンに残された、ウサギを虐待している様子の動画や、本人の供述などから容疑を特定したということです。警察は、今回の追送検分も含めて、堀田被告の関与が認められた計8匹のウサギへの暴行を立件し、捜査を終結しました。警察は事件以降、大久野島でのパトロールを強化し、模倣犯などを警戒しているということです。 堀田被告は、同じ日に別のウサギを蹴り死なせるなどしたとして、今月3日、既に起訴されています。

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