去年9月、山形県三川町で90歳の女性を殺害したとして逮捕・起訴された男が、鶴岡市の飲食店で現金や財布を盗んでいたとして、山形地検はきょう男を追起訴しました。 窃盗の罪で追起訴されたのは、三川町横川新田の無職、石川一馬(いしかわ・かずま)被告(28)です。 起訴状などによりますと、石川被告は、おととし6月、鶴岡市内の飲食店で、店長が所有する現金5000円と、現金およそ9万4500円が入った財布を盗んだ罪に問われています。 これまでの警察の調べに対し石川被告は犯行について認めています。 石川被告は財布から現金を抜き取り、財布は捨てていました。 石川被告は去年9月、三川町横山の90歳の女性の家に侵入し、女性の頭や顔、胸などを複数回殴るなどして死亡させた住居侵入と殺人の罪で起訴されています。 さらに、三川町の空き家に侵入し、80代の男性が所有するレジットカードなど3点を盗んだとして追起訴されていて、今回で3度目の起訴となります。