佐々町官製談合事件 議会が町長の給与差し止めなど要望【長崎】

町長の逮捕に揺れる佐々町では18日、議会が古庄町長の給与差し止めなどを求める要望書を町に提出しました。 町議会では19日に臨時議会を開き、協議する予定です。 佐々町では、古庄剛町長が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたことを受け、町議会が議会運営委員会と全員協議会を開きました。 そして町に町長の給料などの差し止めを求めることを決め、淡田議長と平田副議長から職務代理者の中村義治副町長に要望書を手渡しました。 要望書では「町長及び副町長の給与に関する条例」を一部改正し、給料と期末手当の一時差し止めや不支給の規定を加えるよう求めています。 佐々町長職務代理者 中村義治 副町長 「住民もそういうところ(給与支払いの是非)は考えている。議会から要望も出たので、早急に対処したい」 条例の一部改正については19日の臨時の議会で協議される予定です。 一方、町長などの退職手当は県市町村総合事務組合の条例に基づき支払われるため、町では今後、組合に対して一時差し止めや不支給できるよう求めたいとしています。

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