宇和島の老人ホームで性的暴行 被害の90代女性は重度の認知症 元職員男は「状況に付けこんだ」【愛媛】

愛媛県宇和島市の老人ホームで暮らしている90代の女性に性的暴行を加えるなどしたとして、元職員の男が19日までに起訴されました。女性は重度の認知症を患っていたとしています。 不同意性交等や性的姿態撮影等の罪で起訴されたのは、松山市一番町に住む会社員・谷口渓被告(30)です。 起訴状などによりますと、谷口被告は宇和島市内の老人ホームの職員だった去年3月21日午前3時前、夜勤中に施設で暮らす90代の女性に性的暴行を加えたうえ、わいせつな姿をスマートフォンで撮影した罪に問われています。 被害にあった女性は重度の認知症を患い、谷口被告は同意などの判断が困難な状況に付け込んだとしています。 警察は別の事件で谷口被告を捜査し、スマートフォンなどを調べるなかで女性のわいせつな画像データを見つけ、今回の容疑が浮上して逮捕しています。 身柄を送られた松山地検は谷口被告の認否を明らかにしておらず、警察の取り調べでは容疑を認めています。

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