自殺ほう助の疑い、77歳男逮捕 「弟が『死にたい』と言い、苦しんでいるのを見て…」 いすみ署

弟とみられる男性の自殺を手伝ったとして、いすみ署は19日、自殺幇助(ほうじょ)の疑いでいすみ市、無職の男(77)を逮捕したと発表した。同署によると、容疑を認め「弟が『死にたい』と言い、苦しんでいる様子をみて解放したいという気持ちがあった」と供述しているという。 逮捕容疑は16~18日、ロープなどを購入し、自宅の2階の手すりにロープを巻き付け輪を作るなどして男性の自殺を幇助した疑い。 同署によると、消防隊員が駆け付けると、既に男性は容疑者にロープを切られ下ろされた状態だったという。男性は現場で死亡が確認された。 18日午前7時50時ごろ、民生委員から「弟が首をつっていると(容疑者が)家に駆け込んできた」と同署に通報があった。同署は男性の身元の確認を進め、詳しい経緯を調べる。

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