麻薬入りのお菓子や乾燥大麻を密輸入しようとしたとして、沖縄地区税関は24日、名護市の会社役員の容疑者(27)を関税法違反容疑で那覇地検に告発した。 同税関によるとタイを出国した同容疑者は香港を経由し、5日に那覇空港へ到着。麻薬であるデルタ9テトラヒドロカンナビノールを含む菓子6・64グラムと、燥大麻0・45グラムを手荷物のトートバッグに隠し、密輸入しようとした疑いがある。税関検査で発覚した。 豊見城署は5日、乾燥大麻を密輸入したとして、麻薬取締法違反(輸入)の疑いで同容疑者を緊急逮捕した。「大麻が入っていることは知らなかった。自分のではない」と容疑を否認したという。