24日夕方、静岡県浜松市中央区舘山寺町で軽トラックが小学生4人にぶつかり、このうち女の子1人が死亡、1人が意識不明の重体となっています。警察は軽トラックを運転していた78歳の男を逮捕しました。 落合健悟記者「こちらの道路で事故は起きました。あちら奥の壁を見てみますと、事故のあとでしょうか、キズあとのようなものが残されています」 警察と消防によりますと、24日午後4時半過ぎ、浜松市中央区舘山寺町の道路で、坂を下っていた軽トラックが路側帯に突っ込んだ後、近くにいた小学生の集団にぶつかりました。 この事故で小学生の女の子4人が救急搬送され、このうち女の子1人が死亡、もう1人の女の子が意識不明の重体です。 また別の女の子2人が軽いケガをしました。 落合健悟記者「こちらで事故は起きました。道路はカーブが続く下り坂で、片方の歩道にはガードレールもありません」 近くに住む人は現場について車通りの多い道路だと説明した上で、事故直後の状況を話しました。 小学生は自転車で列になっていたとみられています。 近所の人「2人はねられたみたい。あとの子たちは大丈夫だった。後ろの子たちがひどかった。4台4人だったのでみんな自転車に乗っていた。痛々しかった。かわいそうだった」 落合健悟記者「午後7時20分すぎです。事故を起こしたとみられる車がレッカー車に載せられて運ばれていきます」 警察は軽トラックを運転していた浜松市中央区協和町に住む78歳の農家の男を過失運転致傷の現行犯で逮捕しました。 事故直後の男は・・・ 近所の人「震えている。正常じゃなかった。（顔は）青ざめている。震えてたこうやって」 男は運転してケガをさせたことを認めた上で「なぜぶつかったかはわからない」と供述しているということです。