武雄市職員の逮捕で市が謝罪 休職中に酒気帯び運転疑いで現行犯逮捕

武雄市職員が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕されたことを受け、市は25日、会見を開いて北川政次副市長が「このような事態になり、誠に申し訳ありません」と謝罪し、「事実関係を把握して処分などを検討する」とした。 白石署に逮捕されたのは武雄市職員(58)。24日、江北町内で車を運転中に警察官から停止を求められ、呼気検査で基準を超えるアルコールが検出された。市総務部によると、山口容疑者の所属は総務課付で課長代理待遇となっていて、休職中だった。休職の理由は明らかにしていない。 市では、2015年に別の職員が道交法違反(酒気帯び運転)で摘発されていた。北川副市長は「講座や研修などを定期的に開いてきたが、ガバナンスが効いていないことを残念に思う」と述べた。25日朝に緊急部長会を開き、綱紀粛正に努めることを確認した。 25日の定例市議会では小松政市長が「大変深刻で、重大な事案と受け止めている。二度と起こらないように対策を検討したい」と陳謝した。(澤登滋)

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