福岡県香春町で酒を飲んで原付バイクを運転したとして、20歳の自称専門学校生の男が逮捕されました。男は容疑を否認しています。 ■パトカー追跡に転倒 27日午前5時半ごろ、香春町高野で、パトロール中の警察官が赤信号で交差点に進入する原付バイクを発見し、停止を求めました。 原付バイクには2人が乗っていて、いずれもヘルメットを着用しておらず、パトカーが追跡を開始したところ約500メートル先で転倒。運転していた男は軽傷で、同乗していた男性はその場から逃走したということです。 ■アルコールは基準値の4倍近く その後、警察が運転した男の呼気を調べたところ、基準値の4倍近くのアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで男を現行犯逮捕しました。 逮捕されたのは福岡県赤村に住む自称・専門学校生の大場海音容疑者(20)で、取り調べに対し「酒が残っているとは思いませんでした」と容疑を否認しています。警察は同乗していた男性の行方を追うとともに詳しいいきさつを調べています。