屋根瓦の「点検商法」事件で逮捕、アルバイトの男性不起訴

大阪市の建築会社が民家を訪問して屋根瓦を点検した後に不安をあおって高額な工事契約を結ばせる「点検商法」を繰り返していたとされる事件で、京都地検は27日までに、特定商取引法違反の疑いで逮捕された住所不定、アルバイトの男性(34)を不起訴処分にした。24日付。処分の理由は明らかにしていない。 男性は昨年9月22日、長岡京市の高齢女性宅を訪問し「早急に工事しないと雨漏りする」などと説明した際に、クーリングオフの情報を告げず、契約書面を交付しなかったとして、京都府警に逮捕された。府警は男性が同社に雇われた「闇バイト」の取りまとめ役をしていたとみていた。

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