立花孝志氏によるSNSのデマを否定した兵庫県警のトップ。3月末の離任を前に語ったこととは。 3月31日に離任するのを前に、28日に記者会見を開いた兵庫県警のトップ・村井紀之本部長。伊丹市出身で2年間、県警の捜査を指揮しました。 村井本部長と言えば… (村井紀之本部長 今年1月)「逮捕するという話は全くございません。全くの事実無根でありまして、明白な虚偽がSNS上で拡散されていることは極めて遺憾」 知事選挙にも出馬していたNHK党の立花孝志氏が、今年1月に死亡した竹内英明元県議会議員についてSNS上で「兵庫県警から任意の事情聴取を受けていた」「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などと発信したことに対し、県の警察のトップとして自ら否定する、異例のコメントを出したのです。立花氏はその後、発信を訂正し、謝罪しました。 村井本部長は当時の心境を問われると… (村井紀之本部長)「目の前で虚偽情報が拡散されるのを止めるためにできることをやらなきゃいかんと」 また、斎藤元彦知事を念頭に、リーダーシップについての考えを問われると、「できるだけいろんな人の意見を聞いたうえで判断・決断することだと思う」などと述べました。