静岡県浜松市で小学生の自転車の列に軽トラックが突っ込み4人が死傷した事故で、31日で発生から1週間が経過するのを前に、30日、亡くなった女の子の父親が取材に応じ、心境を明かしました。 この事故は24日、浜松市中央区で軽トラックが小学生4人の自転車の列に突っ込み、小学2年生の石川琴陽さんが亡くなったほか、小学4年生の姉が意識不明の重体に、ほか2人が軽いけがをしました。 警察は、軽トラックを運転していた古橋昭彦容疑者を逮捕・送検しています。 30日、取材に応じた琴陽さんの父親によりますと、葬儀は29日までに行われました。 琴陽さんは、緑色のドレスをまとい、棺には、お菓子や人形、手紙が添えられたということです。 父親は「葬儀は終わったが(気持ちは)変わらない。まだ生きているという感覚しかない」などと言葉を詰まらせていました。 また、重体だった姉は、28日に意識が回復したということです。