【独自】「よく思いついたな」“激安米”で販売詐欺…その手口とは?13万円超支払いも一向に米届かず 全国で被害相次ぎ「被害額30万円以上の人も」

なかなか下がらない米の値段。 米の激安販売をうたった詐欺とみられる手口が、明らかになりました。 4月1日は備蓄米の2回目の入札結果が公表され、平均落札価格は60kgあたり2万722円で、初回よりも約500円安く落札されました。 米の価格が落ち着くかどうか注目が集まる中、激安の米販売をうたった業者による被害が全国で相次いでいます。 被害者は、分かっているだけで20人以上です。 どのような手口だったのでしょうか。 被害者の女性によると、きっかけは2月の上旬。 個人の米農家を名乗るアカウントがTikTokに投稿した「コシヒカリ30kg+5kg 15000円です!」と記載された画像です。 コシヒカリを5kgあたり約2100円の激安価格で販売していました。 東京で3人の子供を育てる女性は投稿を見て、1年間の定期購入を申請。 先払いを求められましたが、普段からSNSを通じ買い物をしていたことから特に疑うこともなく、1年分の料金を振り込んだといいます。 しかし、米は一向に届かず。 怪しいと思い始めた時、相手からはこんなメッセージが。 東京都在住の被害者: 「お米で詐欺なんて僕はしていません」とかそういうのがずっと送られてきていて、この人いい人なのかなと思いながら。「だますことは一切していません」って言うんですよ。 その後、精米をしていなかったなどの理由で、振り込みから1カ月以上がたった今もまだ米は届いていません。 被害者は他にも。 鹿児島に住む女性によると、SNSでは“被害者の会”ができているといいます。 鹿児島在住の被害者: 私たちがしているグループチャットは25人いる。多い方で30万円以上の方もいるみたい。たくさんの県の方が被害に遭っている。 岡山県に住む69歳の女性は「警察に行って被害届を受理してもらった。詐欺に間違いないことで。『請求したお金が返ってくるかこないかは警察の管轄ではない』と言われた」と話します。 警察も捜査に乗り出すことになった今回の問題。 「イット!」取材班は、詐欺行為が疑われる男が兵庫県の南あわじ市にいるのではとの情報を入手。 男の父親だと話す男性に話を聞くことができました。 父親は複数の被害者から連絡があり状況を把握していて、男からは「返金したい」とする連絡があったと話します。 一方で、本人がどこにいるかは分からないということです。 男の携帯に電話すると、何度電話しても相手は出ませんでした。 東京都在住の被害者: 逮捕されて悪かったというのをちゃんと分かってもらいたい。 20人以上が被害を訴える米販売を巡るトラブル。 警察による捜査が進んでいます。

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