なぜ「クルド人問題」は解決しないのか…野放しが横行し、偽装難民が次々申請する”大混乱”のワケ

クルド人に対する批判が止まらない。きっかけは、2023年7月に川口市医療センター前で100人を超えるクルド人たちが集まった乱闘騒ぎだった。 次いで24年9月、10代の少女に対する不同意性交の容疑で逮捕された仮放免中の20代クルド人男性の報道が広まると、在特会の流れを汲んだ団体がデモ行進を行い、右翼の街宣車も出動する事態となった。 クルド人排斥の運動はSNSを中心に広く展開し、「国外追放しろ」「クルド人を皆殺しに」などという不特定多数のクルド人を標的とした書き込みが後を経たない状態となった。 クルド人は国を持たない世界最大の少数民族として、トルコやイラン、イラク、シリア、ドイツの他、フランスやスウェーデンなど各国に異なる国籍を有しながら在留している。日本国内に居住するクルド人はその多くが埼玉県川口市に居住し、その数約2500名とされている。その他、人数は不明だが愛知県内などでもまとまって生活を営んでいる。 問題を混乱させる一因となるのは、国内に居住する多くの移住外国人と違い、彼らの多くが難民申請をしている点になる。 もちろん正式な在留資格を得ているクルド人もいるが、難民申請が不認定となり正式な在留資格を得ていない仮放免状態であってもなし崩しに国内滞在しているトルコ国籍のクルド人も多く存在する。 「移民」を広く受け入れる政策に舵を切った日本国内では、多くの外国籍の人材が多方面で活躍をしている。日常の生活圏にたくさんの外国人と触れ合う機会も多いことで、そのことを我々も実感しやすい。

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