千葉県浦安市のホテルで、塾の教え子だった当時中学生の少女に性的暴行を加え、その様子を撮影したなどとして、福岡県須恵町の元塾講師の男が9日、逮捕されました。 不同意性交等や児童ポルノ製造などの疑いで逮捕されたのは、須恵町新原の無職、松尾啓史容疑者(41)です。 警察によりますと、松尾容疑者は去年10月、千葉県浦安市のホテルで、当時中学3年生の少女に性的暴行を加えたうえ、その様子をスマートフォンで撮影したなどの疑いがもたれています。 松尾容疑者は以前、福岡県内の学習塾に講師として勤務、少女は当時の教え子で2人はテーマパークに行くためにホテルに宿泊していたということです。 犯行当時、少女は就寝中で被害に気付いていませんでしたが、去年11月、福岡市内の中学校の敷地内で深夜に、松尾容疑者と少女が車に乗っているのを警察官が発見。 職務質問をして、携帯電話を任意で調べたところ、犯行を撮影した映像が保存されていました。 松尾容疑者は警察の調べに「性的欲求を満たすためにやった」と容疑を認めています。