北海道・旭川中央警察署は2025年4月10日、建造物侵入と窃盗の疑いで、住居不定・自称建築業の菊地柚希容疑者（25）を再逮捕しました。 菊地容疑者は2024年10月、北見市内の自動車販売店に侵入し、釣り竿など計10点（時価合計約35万円相当）を盗んだほか、同月、同じ店に侵入し車のホイールなど約21点（時価合計180万円相当）を盗み、12月にも旭川市の別の店に侵入して現金1万2900円を盗んだ疑いが持たれています。 警察によりますと、盗まれた商品がリサイクルショップなどに持ち込まれたことから、菊地容疑者が浮上し、逮捕に至ったということです。 調べに対し、菊地容疑者は「生活費のためにお金がほしかったので、売却目的でホイールなどを盗みました」と容疑を認めています。 菊地容疑者は3月にも同じ容疑ですでに逮捕されています。 菊地容疑者はホテルに泊まったり、車中泊をしたりして各地を転々としていたとみられ、関東や東北地方でも盗みを働いたとほのめかしていることから、警察は余罪もあるとみて捜査を続ける方針です。