今年2月、新潟市西区にあるガソリンスタンドで、このガソリンスタンドと売掛契約を結んでいる会社の従業員を装い、自身が所有する車にガソリンを給油させた疑いで、29歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、新潟市北区白新町に住む会社員の男(29)です。 男は今年2月15日、新潟市西区にあるガソリンスタンドで、このガソリンスタンドと売掛契約を結んでいる会社の社員を装って、自身が所有する普通乗用車にレギュラーガソリン41リットル(販売価格7667円)を給油させた疑いが持たれています。 事件は、売掛契約を結ぶ会社の従業員から「自社のものではない給油の記録が多数ある」と警察に相談があったことで発覚。定期的に給油記録が会社に送られていたことから、その情報をもとに男の犯行を特定し、逮捕に至りました。 警察によりますと、逮捕された男はこの会社の元従業員で、ガソリンスタンドと売掛契約を結んでいたのを知っていたということです。 警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めていて、警察は過去にも同様の犯行が複数回確認されていることから、男に余罪があるとみて、動機などを捜査しています。