【広末涼子容疑者】今月19日まで勾留 取り調べ続く見通し 今後の捜査はどうなる?(静岡)

傷害の疑いで逮捕された俳優の広末涼子容疑者。逮捕から3日目となった11日。 (清水将光 記者) 「勾留決定が発表され、最大19日まで勾留されることとなりました」 身柄のある浜松西警察署では・・・・ (高山 基彦 アナウンサー) 「勾留決定の一報が出ますと、現場は一気に慌ただしくなりました」 釈放されるのか、勾留されるのか、注目が集まる中、地検浜松支部は裁判所に勾留を請求。そして、認められたのです。最長で、今月19日まで身柄を拘束した状態で取り調べが続くこととなります。 検察は、勾留を請求した理由を明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと、10日までに広末容疑者の取り調べが十分にできなかったとみられることが分かりました。逮捕後の警察の取り調べで、広末容疑者は大きな声を上げるなど興奮し、一時、落ち着かない様子もみられ、「言葉のキャッチボールができない状況もあった」といいます。 その一方で、10日、県警は危険運転傷害の疑いで、広末容疑者が暮らす都内の自宅を家宅捜索。捜査関係者によりますと、交通や薬物関係などの捜査員が実施したということです。 “危険運転”とは「アルコールや薬物の影響で正常な運転が困難な状態で運転すること」や「制御できない速度での運転」などの行為があげられます。 今月7日、広末容疑者は掛川市内の新東名高速・上りを走行している際に、大型トレーラーに追突する事故を起こしました。事故直後、広末容疑者が高速道路上で立ったり座ったり歩き回ったり落ち着かない様子だったのを現場に駆け付けた警察官が確認。また、現場に目立ったブレーキ痕はなく、車は壁にぶつかり停止したとみられていて、広末容疑者のほかマネージャーとみられる男性がけがを負い、病院に搬送されました。 そして、診察待ちの際には院内を歩き回り、制止させようとした看護師を複数回蹴るなどし、けがをさせた疑いで現行犯逮捕。 事故を起こす直前にも浜松市内のサービスエリアに立ち寄ったときには・・・ 「広末でーす」 見知らぬ人に声をかけ、体を触ったり大声を上げたりしていたということです。 家宅捜索は事件前後の言動を踏まえて行われたとみられますが、違法な薬物などは見つからなかったということです。また、簡易検査では、大麻や覚せい剤などの違法な薬物は検出されていないとみられ、今後、さらに詳しい検査を実施する方針です。 浜松西警察署に勾留されているとみられる広末容疑者。期限は今月19日。警察と検察の調べが続きます。

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