遺族「怒りをどこにぶつければ…」2019年に障害者施設で起きた虐待事件 元職員の50歳男性“再び不起訴”

2019年に愛知県東浦町の障害者施設で起きた虐待事件で、入所者2人に対する虐待の疑いで検察審査会が「不起訴不当」としていた元職員の男性に、名古屋地検は4月14日、再び「不起訴」としました。 2019年、東浦町の障害者施設「なないろの家」で起きた事件では、元職員の男性(50)が、入所者2人に大ケガをさせた罪で実刑判決が確定しています。 男性(50)は、別の入所者2人に対する傷害致死と傷害の疑いでも逮捕されましたが、不起訴となり、名古屋第二検察審査会が、いずれも「不起訴不当」の議決を下していました。 これを受けて再捜査していた名古屋地検は、男性(50)を4月14日付けで再び「不起訴」としました。理由は明らかにしていません。 被害者の遺族の男性は取材に対し、「怒りをどこにぶつければいいのか。本人の口から真相を語ってほしかった」と話しています。

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