商業施設の駐車場で、夫がドアに手をかけているにもかかわらず車を発進させ、けがをさせたとして14日、車を運転していた妻で61歳の女が傷害容疑の現行犯で逮捕されました。 傷害の容疑で現行犯逮捕されたのは、富山市に住む61歳の無職の女です。 富山南警察署によりますと逮捕された61歳の女は、14日午後5時40分頃、富山市内の商業施設の駐車場で、夫が運転席側のドアに手をかけているにもかかわらず軽自動車を発進させて夫を地面に転倒させ、両手やひざなどにけがをさせた傷害の疑いがもたれています。 近くで目撃した人が警察に110番通報し、駆け付けた警察官に現行犯で逮捕されました。 夫(60代)は救急車で病院に搬送され手当てを受けましたが、両手やひざに擦り傷を負う軽傷です。 調べに対し女は「夫が運転席側のドアにしがみついている状態で車を走行させ、けがをさせたことに間違いはないが、ひきずろうとしたわけではない」と容疑を一部否認しているということです。 警察は2人の間にトラブルがあったとみて調べています。