「子どもたちが気の毒」広末涼子 元義父が明かした逮捕への“辛辣な胸中”

女優で歌手の広末涼子(44)が“容疑者”と報じられるようになったのは4月8日。 前日の7日夜、奈良県で映画のロケ撮影に臨んだ後、帰京の途にあった彼女だが、運転する車がトンネル内で大型トレーラーに衝突して大破したのだ。全国紙社会部記者はこう語る。 「広末容疑者が運転していたのは、エージェント契約を結んでいた男性・A氏のジープでした。警察の捜査によれば、ブレーキ痕はなかったとのことです。A氏は映画やコンサートの企画やキャスティングなどを行う会社の社長です。容疑者の映画復帰作となるはずだった映画『おんおくり』のブッキングをした関係で、現場に来ていたそうです。 浜松市内のサービスエリアで、広末容疑者はほかの客たちに『どうも、広末涼子でーす!』と、声をかけたり、抱きついたりするなど、明らかにハイテンションだったとか。 そんな容疑者になぜ運転を任せてしまったのか? 映画製作も中断となり、自身も骨折などの重傷を負ったA氏は、悔やんでも悔やみきれないでしょう」 広末は救急搬送された島田市の病院で、女性看護師を蹴ったり、ひっかくなどして、傷害容疑で現行犯逮捕。社会部記者が続ける。 「警察の取り調べの際にも、大声をあげたり、喜怒哀楽が激しくなったり、かなり取り乱した様子だったということです。 警察は彼女の言動から、服用していた薬が影響した可能性があるとみて、10日には東京都内の容疑者の家宅捜索に踏み切りました」 4月10日は21歳となる長男の誕生日だったという。広末の子どもたちの学校関係者はこう語る。 「広末さんは3人のお子さんを何よりも大事にしています。2年前のキャンドル・ジュンさん(51)との離婚の際のコメントからも、それは強く伝わってきました」 ’23年7月、広末が出したコメントには、こんな記述が――。 《(離婚の)報告をもって今回の一件が終着し、これ以上子どもたちの不安や心配が広がることのないことを願って、お伝えさせていただくことに決めました》 前出の学校関係者によれば、 「実は4月8日には、いちばん下のお子さんの始業式がありました。広末さんが急いで東京に帰ろうとしていたのも “始業式の前に帰宅しなければ”という思いがあったのかもしれません。 家宅捜索は広末さんはもちろん、ご家族にとってもショックだったと思います。その現場には居合わせなかったとは思いますが、お子さんたちにとって“心の傷”にならないように願っています」 広末の子どもたちのことを心配しているのは、こうした学校関係者ばかりではない。キャンドル・ジュン氏の父であり、広末にとっては“元義父”にあたるヴァイオリン職人の井筒信一さんは、本誌の取材にその胸中を明かした。 「2年前に、あれだけのことをした女ですからね……。その結果、ジュンは家から追い出されて離婚しました。以前は夏休みなどに孫たちも遊びに来てくれていましたが、離婚以来、私も会えず、ずっとガッカリしているのです。 そこにまたこんな事件が起こってしまって……。気の毒なのは子どもたちですよ。母親がこんなことになってしまって、子どもたちは戸惑うばかりでしょう。 昨日、ジュンから連絡もあり、妻が話したのですが、『いまは誰にも会いたくない』『仕方がない』を繰り返すばかりだったそうです。彼もかわいそうな人生を歩んでいます。 いま(孫たちは)中学生と小学生ですが、もう少し成長したら、自分の判断で人生を送っていくことになるのではないでしょうか。それを祈るばかりです」 44歳の広末容疑者は、3月28日に放送されたバラエティ番組『ザ・共通テン!』(フジテレビ系)では、子どもたちについてこう語っていた。 「親としては人に迷惑をかけないでとか、人に優しくしてとか思うけど、そんなこと(長男は)20歳だからわかっているし……」 彼女には勾留期間中に、“人に迷惑をかけない”という言葉の意味を、かみしめてほしい。

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