広末涼子 主演映画のギャラが10分の1、移動も車…衝撃逮捕で待つ「W不倫超えの地獄」

広末涼子容疑者(44)のセンセーショナルな逮捕劇から、4月15日で1週間が経った。自ら引き起こした事件は、女優人生に深刻なダメージをもたらしているようだ。 映画の撮影で滞在していた奈良県から帰京する途中で、自ら運転するジープが大型トレーラーに追突した広末容疑者。日付が変わった8日深夜に、搬送先の病院で看護師に蹴る、ひっかくなどの軽傷を負わせたことから傷害の疑いで現行犯逮捕された。 精神的に不安定であったことも取り沙汰されているが、事件によって出演が決まっていた朗読劇や音楽イベントも中止に追い込まれることに。さらに奈良県では、映画の撮影現場でトラブルもあったという。 「広末さんは来年公開予定の骨髄バンクをテーマにした映画『おんおくり』の撮影に、主演で参加していたと見られています。撮影は奈良市内のラジオ局や病院、複合施設などで行なわれ、エキストラも多数参加していたそうです。しかし一部では、広末さんの体調によって撮影スケジュールが大幅に変更され、広末さんと監督が意見の相違で衝突していたとも報じられています。映画の撮影が中断されたと報じるメディアもあり、作品自体が“お蔵入り”になる可能性もあるでしょう」(スポーツ紙記者) 本来ならば、本作で女優復帰するはずだったが……。’23年6月に人気シェフ・鳥羽周作氏(46)とのW不倫が報じられた際も、広末容疑者が出演予定だった映画の撮影が中止されるという出来事があった。 「当時、広末さんと広告契約していた4社が公式ホームページなどからCM動画を削除し、広末さんの地元・高知県で撮影予定だった映画製作もクランクイン直前に延期となりました。この映画は高知県の魅力を伝える目的もあったそうですが、撮影は現在も延期されたままです」(前出・スポーツ紙記者) 広末容疑者は不倫騒動によって前夫のキャンドル・ジュン氏(51)と離婚し、昨年2月に26年間所属した大手芸能事務所を退社。自らが代表を務める個人事務所を設立し、ファンクラブの立ち上げや歌手活動など再スタートを切っていた。 3月28日にはバラエティ番組『ザ・共通テン!』(フジテレビ系)に出演し、約2年ぶりに地上波全国放送復帰を果たしたことも話題になったばかり。番組では子育てについて語るなど“母親としての素顔”がクローズアップされていたが、独立後の悩みも次のように明かしていた。 「ホームページに来たお仕事のオファーを今まですべてチェックすることはなかったので、最初から全部チェックさせてもらって今まで私がノータッチだったところの最終判断が自分なので、総括して知っておかなきゃいけない」 「自分が指示するとか育てるとか、偉そうな立場になったことがなかったので、それが最初、難しくて……」 歌手や女優だけでなく“社長”の肩書きも加わったが、その陰では厳しい経済事情を抱えていたという。 「不倫騒動によって億単位の損害賠償金や違約金が発生したと報じられていましたが、独立するにあたって前事務所に相当な額の賠償金を支払ったとも言われています。ようやく芸能活動を再開させることができたものの、支払われる報酬は以前よりも大幅に減ってしまったそうです。子供たちを養うためにも仕事に邁進していたのかもしれませんが、タレント業と社長業の両立は予想以上に大変だったのではないでしょうか」(芸能関係者) 本誌4月29日・5月6日合併号では、フジテレビ関係者が『ザ・共通テン!』に出演した広末容疑者の出演料は「40万円ほど」だったと明かしていた。この金額は“売れっ子女優時代とはかなりの落差がある”として、出演料事情に詳しい制作会社のプロデューサーはこう語る。 「かつて広末さんはドラマだったら主演で1話200万円、主演映画だったら1本1千万円クラスの女優でした。しかし最近では、テレビ局や映画会社も予算は削減傾向にあります。まして広末さんは個人事務所ですから、大手芸能事務所とは営業力も異なるでしょうし、提示される出演料も激減しているはずです。 『共通テン!』ではママ友12人を集めた企画もあり、長い拘束時間だったことが予想されます。それだけに40万円という金額は、広末さんにとって低く感じられたかもしれません。 また、奈良県で撮影が行われていた映画作品で女優復帰するものと見られていましたが、制作会社や配給会社の規模を見る限り、出演料は100万円に満たないと思います。移動手段も新幹線や飛行機を使わずに車を選んだのは、少しでも経費を節約する狙いがあったのかもしれません」 主演映画のギャラが“10分の1”になってしまったにもかかわらず、芸能界復帰を目指していた矢先の逮捕。前出の芸能関係者は、今後いっそう窮地に追い込まれる可能性をこう指摘する。 「広末さんは2年前の不倫騒動からさほど時間が経っていないにもかかわらず、再び不祥事によって仕事関係者に迷惑をかけてしまいました。しかも傷害の容疑で逮捕されたとなれば、不倫とは深刻度が格段に異なります。すぐに芸能活動の自粛が発表されましたが、将来的に女優復帰するのはかなり難しくなったと思います。 今回の事件によって撮影トラブルも明るみになり、“問題を起こしかねない”というイメージが強まってしまいました。キャスティング側もリスクを懸念して起用を避けるでしょうし、たとえ不起訴になったとしても、以前のようにオファーが舞い込んでくることはないように思います」 逮捕から1週間が経ち、一部スポーツ紙では“落ち込んでいる”とも報じられている広末容疑者。このまま芸能界から遠ざかってしまうのか、果たして――。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加