名古屋市のトレーディングカード店で希少価値のあるカードを勝手に持ち出し売却したとして、店長の男が逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、名古屋市中区の会社役員の男(40)です。 警察によりますと、男は2023年11月、店長を務めていた中区のトレーディングカード店で、カード2枚(買取価格22万6000円)を勝手に持ち出して他の店に売却し、横領した疑いがもたれています。 警察の調べに対し、男は「分からないです」と容疑を否認しているということです。 男が売却したのは世界で200枚しか販売されていない希少価値があるカードで、カード店の運営会社の関係者が自社で買い取ったはずのカードが他店で販売されているのを不審に思い、警察に相談したことで事件が発覚しました。 警察はカードを売却して得た利益の使い道などを詳しく調べています。