関東で相次いだ強盗事件のうち、去年9月に起きた東京・国分寺市の強盗傷害事件の現金回収役とみられる男が逮捕されました。 警視庁によりますと、木本康寛容疑者は仲間と共謀して去年9月、国分寺市の住宅に侵入し、60代の女性を殴るなどして全治3か月のケガをさせたうえ、現金およそ865万円などを奪った疑いがもたれています。 木本容疑者は、すでに逮捕・起訴された実行役の佐藤聖峻被告と森田梨公哉被告から、奪った現金を受け取るなどした、現金回収役とみられています。 調べに対し、木本容疑者は「強盗かは分からないが、現金を運んだことは間違いない」と供述しているということです。 警視庁は、去年、関東で相次いでいた一連の強盗事件の指示役についても捜査を続けています。