三重県名張市で妻の顔を殴ってケガをさせたとして、86歳の男が逮捕されました。妻は4月22日、病院で死亡していて、警察は暴行との因果関係を慎重に調べています。 警察によりますと4月22日、名張市つつじが丘北の住宅をデイサービスの職員が訪問した際、この家に住む無職の高島美代子さん(85)が、台所に倒れているのが見つかり、病院へ搬送されました。 高橋さんの顔などに皮下出血が確認され、不審に思った病院が通報し、警察が86歳の夫に事情を聴いたところ、4月15日に顔を殴ってケガさせたことを認めたため、傷害の疑いで逮捕しました。 逮捕されたのは、死亡した美代子さんの夫、高島努容疑者(86)で、調べに対し「デイサービスに行くための支度が遅くて殴った」と供述しています。 警察は、暴行と死亡との因果関係を慎重に調べています。