去年12月に施行された改正麻薬取締法 大麻の使用の罪で男(18)を逮捕 県内で初 麻薬取締部は「徹底的に取り締まる」

全国で若者を中心に大麻による検挙者が増えています。広島県内でも18歳の男が、大麻を所持、使用した疑いで、中国四国厚生局麻薬取締部に逮捕されました。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、広島市に住む18歳のアルバイト従業員の男です。中国四国厚生局麻薬取締部によりますと、男は、自宅で大麻を所持し、使用した疑いが持たれています。去年12月に施行された改正麻薬取締法で、大麻の「使用罪」が新設されて以降、大麻の使用で逮捕されたのは県内で初めてということです。 警察庁によりますとおととし、大麻の所持などで検挙されたのは全国で6482人で、そのうち、30歳未満が7割以上を占めています。10年間で検挙数は6.5倍に増加しています。中国四国厚生局麻薬取締部は「若年層への大麻の蔓延を食い止めるために徹底的に取り締まりをしていく」としています。

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