お笑いタレントの明石家さんまが26日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」(土曜・後10時)に出演。21日に同番組の担当プロデューサーだった50歳代男性社員が住居不法侵入で逮捕されたことに言及した。 番組冒頭、さんまは「前室がザワザワ過ぎて」と毎日放送の首脳が出入りしていたことを報告。「あてはまること(言葉)は『ショック』やな。今回、LINEで(一報が)来て。(報道された22日に)『警察に取り調べられてます』ってLINEニュース見たら、(犯行日が)14日だったんですよ。ここ(前回収録が)18(日)なんですね。(容疑者が)普通に過ごしてたやんか、収録日。でも普通がものすごい怖いやん。罪(状)を言うのも腹立つけど」と打ち明けた。 さらにさんまは「被害女性をケアしないと、毎日放送さんも。トラウマになるから」と呼びかけた。自身も過去に酔っ払った外国人女性が自室に侵入したエピソードを明かし「日本語が分からないと思って(思わず)『ヘイヘイヘイ』って。(とっさに)『キミの部屋じゃない』という英語が分からなくて。それくらい恐怖だったんですよ」と被害者の心情をおもんぱかった。 そして「そういうことがあって今日を迎えるわけけで。きょから任されるD(ディレクター)もかわいそう」と話しつつ「シンドウの後が大沼やから」と容疑者の名前を明かし、MBSラジオ側も編集せずに放送した。その上で「今、警察の取り調べ中なんで。余計なこと言わないように釘刺されてるんで。でも余計なこと言うのが個性なんですよ」とボケた。それでも「(一緒に)番組をやってた人が逮捕されるのは3人目。『俺のせいか』と訳の分からない責任感を感じてしまう」と心を痛めている様子だった。 大沼容疑者は今月14日、大阪市内の知人の女性の自宅に合鍵を使って侵入した疑いが持たれている。女性は不在だったが、女性の知人がいて犯行が発覚した。