不起訴の方針であることがわかりました。 ※サムネは男による現場検証の様子(視聴者提供) TUYの取材に対し検察は、きょうの段階では「話すことは何もない」としましたが・・・。 今年2月、山形市内のコンビニエンスストアの駐車場で男性を車ではねて死亡させたとして裁判を受けている男について、山形地方検察庁は”ひき逃げの罪”については不起訴とす見込みです。 この事件は、今年2月に山形市のコンビニエンスストアの駐車場で、高齢の男性が 車にはねられ死亡したものです。 この事件では山形市江南4丁目の無職の男(56)が、過失運転致死の罪で起訴され、今月25日から裁判が行われています。 当時男は、高齢男性をはねた後、周囲の制止を振り切りその場を立ち去っていて、ひき逃げの疑いでも逮捕されていました。 しかし、きょう関係者への取材で、山形地方検察庁が”ひき逃げの罪”については起訴しない方針を固めたことがわかりました。 これまでの取材で男はひき逃げについて「ぶつかったことも制止されたこともまったく気づかなかった」などと話していたことがわかっています。 コンビニ店員などに制止され、車を切り返し男性を複数回はねた疑いがある事件ですが、ひき逃げについては不起訴という形になり、裁判で語られることがなくなりそうです。 検察があす以降、どのような結論を公表するのか、注目されます。 ■事件をふり返る ※今月25日の記事 今年2月、山形市内のコンビニエンスストアの駐車場で男性を車ではねて死亡させたとして起訴された56歳の男の初公判がきょう開かれ、男は「間違いございません」と起訴内容を認めました。 過失運転致死の罪に問われているのは、山形市江南4丁目の無職の男(56)です。 起訴状などによりますと、男は、今年2月、山形市久保田のコンビニエンスストアの駐車場で、車を発進させた際、歩いていた当時88歳の男性をはねて転倒させ、 さらに車でひいて死亡させたとされています。